狭窄症、膝関節症、耳鳴り、めまいヘルニア、変形性股関節症、難治性腰痛
これは京都の整体オフィスライスのブログです
なるべく理解していただきやすくを心がけています。会話形式でブログを書いてみます。。二人の女性、mさんとrさんは友人で、気兼ねなく言い合います。mさんは論理的で文献を探すのが趣味です。
mさん:なあ、日本人が一番悩んでいる病気を知っているか?
rさん:コロナかしら?
mさん:腰痛なんだ。生涯で約半数が腰痛を体験すると言われてる。
だが初期の治療が適切でないために
慢性化してしまうことも多いんだ。
例えば、湿布や痛み止めの薬で、その場しのぎのケア、
コルセットに対する間違った常識もあるな。
rさん:コルセットはダメなの?
mさん:そうだな。一方で、テレビはインターネットでは腰痛改善の
情報を視聴者に向けて発信しているな。そういった自分に合うかどうか
わからない体操、運動療法、サプリメント運動器具に 手を出してないか?
時間や体力やお金を消費するだけでなく、むしろ根本的な改善が妨げられ、
改善が難しくなってしまう原因になっているんだ。
実は世界にはこんな研究があるんだ。
腰痛体操にはさまざまな種類がある一方で、
専門文献の研究からも、「万人に向けた解決策」がないことを述べ、効果的な運動療法には「個別調整が必要」であると報告されていることを紹介しよう。2018年のvanらによると
**Van Tulder et al. (2018)**の系統的レビューでは、万人に向けた解決策は存在しません。運動療法が一定の効果を示すものの、個別に調整するべきだ としているんだ
Van Tulder ら (2018) のレビューでは、対象となった具体的な慢性腰痛患者は合計 10,000 人以上。
治療効果を評価するために、さまざまな追跡期間 (短期、中期、長期) における疼痛軽減、障害、生活の質など、さまざまな臨床結果を評価しているな。
このレビューでは品質評価に バイアス制御、一貫性、直接性などの
側面で評価されるようにして、研究対象となった治療法の有効性と
信頼性を正確にランク付けしようとしたものだった。
医療受診した10000人を評価した結果、
万人に効果的な運動療法はないが、個別に
デザインされたものは効果的だったということだな。
この研究は 闇雲に努力することの
無駄を教えていると言えるな。
ところで、努力というと どんなイメージを持つだろう?
日本人は宗教観からか 苦労をしなければ成果は得られない。
苦労する事は美徳であると考える人が多いんだ。だが、
現実はそうではない。
「パレートの法則」または「80/20ルール」は、結果の80%は原因の20%から生じるという観察なんだ。
もともとイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート(1848年)が富の分配の文脈で指摘したこの法則は、効率性を理解するために世界中で広く適用されている。
たとえば、ビジネスでは、利益の80%は20%の顧客から生じる。
生産性では、結果の80%は効果的な20%から生じる。
個人的な目標達成も、この20%を特定して集中することが、最も効果的な方法と言えるんだ。
自分に合った
カスタマイズされた
パーソナライズされた
調整された方法を専門家に指導してもらうべきだな
また、日常生活でたった20%の悪循環を見つければ、
効果的だろう。
身体の使い方や日常の悪い習慣を指導してもらうことで、
再発しない根本的な改善につながることになるんだ。
医療関係者の多くは、患者の前向きな姿勢を考えいしているだろう。
どしどし質問して、自分だけの運動を手に入れてほしい。
慢性的な問題を解決するには、正しい方法、長期的に継続することが重要になるな。わかりきっているが。
個別に調整された方法は、数を絞ってシンプルにできるはずだ。
持続しやすく、時間も体力もお金も必要なく、
再発予防や効率的な改善が可能になるはずだな。
rさん:わかった!20%を考える時間が 私には必要なのね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの明日が人生最高でありますようにお祈りします。